【実は危ない】エタノール配合の化粧水は避けるべき?

【実は危ない】エタノール配合の化粧水は避けるべき?

美容男子歴25年のkuranosukeです。皆さん化粧水を買うときに成分表見てますか?急に肌が荒て化粧水の成分表を読んだらエタノールが入っていてショック受けました。毎日顔に浸透させようとマッサージまでしてしていた化粧水に刺激物が入っていたとは・・・。アルコール(エタノール)ってお肌に使って大丈夫なのか?今回はその疑問を解決したいと思います。

エタノールが肌にいいわけがない

エタノール入りの化粧水を開発しているメーカーは「エタノールは健全なお肌に安心して使えます」といいますよね?「健全なお肌に安心して」ということはつまり、エタノールは刺激ありますと言っています。エタノールは肌に少なからず刺激を与えます。看護師さんを見てください。毎日高頻度でエタノール消毒する手は荒れてます。いくら濃度を低くして低刺激にしているからといっても、毎日毎晩お肌に浸透するように塗りこんでいる時点でダメージを受けてる。眠ったら次の日には回復しているくらいの小さなダメージでも継続することによるダメージの蓄積は馬鹿にできません。

エタノールの何が悪いの?

エタノールの揮発性が肌に悪いです。エタノールは人の体温で簡単に蒸発する揮発性が高い成分です。エタノールが蒸発するときにはお肌から水分がなくなります。肌に補水するの目的の化粧水が揮発することは本末転倒です。補水が足りないと乾燥肌になったり敏感肌になったりなどの肌トラブルを引き起こします。

エタノールはお肌を刺激する

いかに少量であれ水とエタノールだとエタノールのほうがお肌を刺激するのは自明の理です。しかも、人のお肌にエタノールを使いだしたのは最近になってからです。つまりお肌はエタノールの刺激に慣れていません。それはお肌がエタノールの刺激に対して無防備だということです。日に何回もエタノール消毒をするようになった現在では、エタノールの刺激に負けて手がかゆくなったり、肌荒れしたりしている人が大勢います。丈夫なお肌である手が荒れるのですから、エタノールがお肌に悪いということに間違いありません。

エタノールは化粧品の目的と矛盾する

化粧水はお肌に補水するのが目的だから、揮発するエタノールとは相性が悪いのでは?その通りです。化粧水の目的と成分が矛盾しています。基本的に化粧水にエタノールが入っているのはデメリットです。

エタノールがお肌にとってデメリットなのになぜ入れるのか?

エタノールに期待される効能は4つ、

①水に溶けづらい美容成分を溶かし込む可溶性

②毛穴の黒ずみをやわらかくする。

③蒸発時の爽快感

④揮発時に体温を下がるので毛穴が引き締まる

なるほどいい効能です。ただ、その4つの機能って化粧水に必要ですか?例えばエタノールにしか溶けない補助的な美容効成分を無理やり化粧水で対策する必要がありません。必要なら美容液で行うのが正しいスキンケアです。毛穴の黒ずみ対策は化粧水を使う前の洗顔で行っているので化粧水で行う意味がなく、そもそもやわらかくなっても黒ずみを除去する機能がないので無意味です。爽快感は好きな人は好きですが化粧水でやる必要はありません。毛穴を引き締める機能というのは言い過ぎです。そもそも毛穴を引き締める有効成分がわかっていないので「引き締め効果=理論上は引き締められる」ということです。ということからエタノールで得られる効果は化粧水で対策する必要がないものばかりです。では、なぜエタノールを入れたのか?「水に溶けづらい美容成分を溶かし込む可溶性」のためです。安価な美容素材は水に溶けづらいものが多いです。化粧品の開発メーカーも安価で商品を提供するためにエタノールをつなぎとして使っているのが現状です。

敏感肌・乾燥肌はエタノール化粧水を使ってはいけない

エタノール入り化粧水は敏感肌や乾燥肌にクリティカルヒットします。メーカーが言っている「正常な肌」でない時点で、化粧水により肌トラブルが発生してもメーカーの保証はありません。敏感肌・乾燥肌の人はエタノール入り化粧水を使うのをやめましょう。使い続けるデメリットがあっても、メリットは少ないです。

今は優秀なエタノール不使用の化粧水がある

昔はエタノール入り化粧水が最先端だったかもしれないけど、最近は美容成分も研究が進み、ノンエタノール製品でも同じ効果が得られる製品が多く発売されています。いくらエタノールの濃度が薄く刺激が少ないとはいえ、毎日朝晩じゃぶじゃぶ肌にしみこませたら肌にダメージが蓄積していくのは当たり前です。わざわざ刺激があるエタノール化粧水を使う必要はありません。お肌のリスクはできるだけ少なくしましょう、こだわりがないならノンエタノール化粧水を使いましょう。

僕はある日突然お肌がかゆくなった

僕は美容男子歴25年中の15年をエタノール入りの化粧水を使っていました。問題なく使えていたけど、突然かゆくなり困りました。何気なく化粧水の表示を確認するとエタノールと書いていて、試しに化粧水をノンアルコール製品変えたことで、1週間ほどでかゆみが引きました。年齢が高くなると若いころと比べ、お肌の回復速度は遅くなります。なのでエタノールの日々のダメージをお肌が吸収できなくなり痒くなったんだと思います。肌の状態は常に変わります。あなたもある日突然にエタノールの刺激に負けてお肌がかゆくなる可能性があります。

最後に

エタノールが肌に刺激を与える成分であることは確定です。エタノールが揮発性で補水目的の化粧水との相性が悪いこともわかりました。ただし、エタノールが一般的な化粧品の成分でリスクが少ないこともわかりました。今使っている化粧水がエタノール入りで、自分のお肌に合っている化粧水ならそのまま使い続けてもいいでしょう。ただし特にこだわりがない場合はノンアルコール化粧水を使うほうが良いと思います。また、突然肌トラブルが発生したなら、試しに化粧水をノンアルコールに変えてみるのも良いでしょう。

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